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君がため。

第1章 黒い雨。




「蓮示……私、わかってた。」


「あぁ。」


俺もだ。



「でも、好きだったの。」


「…あぁ。」


俺もだ。



「……サエさん、…いや、須央特等。
決心をしてください。」


自覚をしろ、そう言っているんだな。



そうだ。

お前になら殺されてもいい。


だから、やるんだ。


「わかってる。
私は特等。人間。
蓮示は喰種。…好きな人。」


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