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私の好きと貴方の好き

第1章 EPISODE0 *ここから始まる


梶「明日のオーディションどうする?俺とペアにする?それとも今日来れなかったブラインのオーディション受ける子とペアにする?今日のペアは俺だったし一応スケジュールは空けてあるんだけど早くしないと埋まっちゃうかも…」


え!どうしよ!ペアになってほしいけど私ちゃんと出来るか分からないしな…でもでも!……うぅ…どうしよう…


マネ「せっかくスケジュール空けてくれてるんだしペア組んでもらいなよ」


私が悩んでいることに気づいたマネージャーが耳打ちしてきた


貴「え、でもしっぽいしちゃったら恥ずかしいし…」


私も小さな声で返事をする


マネ「大丈夫だって、そこは新人だからって言っとけばいいのよ」


都合のいい時だけ新人って…


梶「え、何話してんの?俺の悪口?w」


私とマネージャーの会話は梶さんには聞こえていなかったらしく、話かけてきた


貴「え、違います違います!」


私は慌てて否定する


梶「ふふ。冗談だよ」


それを聞いて私はほっとする


梶「で?どうする?」


私は決心して返事をした
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