【男主人公】勝生勇利とセックスしたいだけ【R-18】
第3章 犠牲の代わりといってはなんだが
「見抜きって知ってる?」
「知らない」
その日の夕飯(俺が作った)を2人で食べながらそう聞くと、勇利は即答した。
「勇利見ながら抜きたいんだけど」
「…食事中にそういう話するのやめてくれない?」
だいたいいつもやってるよね、とジト目で勇利はこちらを見てきた。いつもやってるのは抜きあいであって違うんだよ。
「勇利には触らないで自分1人でオナニーしたい」
見抜きとは、オンラインゲーム発祥の言葉である。しょうがないにゃあ、って有名なフレーズだよね?まあとにかくゲームのキャラクターを見ながらシコることを見抜きと言うが、俺はそれを勇利でやりたいのである。勇利に触ってもらわなくてもいいし、むしろ触ってほしくない。ダメ?と聞いたら勇利はちょっと難しい顔をしてから、ため息をついた。いつも我慢させてるし、許可とってくれてるだけマシ、なんてつぶやきも聞こえた。
「……しょうがないなあ」
教えてもないのに例のフレーズを素で言ってくれる勇利が好きすぎる。実はすでに勇利の寝顔を見ながら勝手に抜いたりしたこともあるのだけど、それは内緒にしておくことにした。
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飯も食べ終わり、食器を片付けて寝室に行くと、勇利がベッドの上で座って待っていた。パンツ一丁で。えっ。やばいやばい。据え膳すぎる。
あまりの光景に固まっていると、勇利は不安になったのかこちらを伺うように見上げた。
「やんないの?」
セックスをか?いや、見抜きか。脱いで欲しいとも一言も言わなかったのに、自分から裸になって男を待っているなんてエッチすぎる。それを指摘したら逃げてしまうのは分かりきったことなので、なんでもない、と言いながら勇利の向かいに座った。
なんだか普通に触るより緊張しながら、よろしくお願いしますなんて言って自分のズボンとパンツをいそいそと脱ぐ。先ほどの衝撃ですでにゆるく勃ちはじめていた自身を握った。
あとはもう普通にオナニーするだけである。目の前に極上のおかずがあるし、と張り切っていたら、体育座りしていた勇利が少し足を開いたから目眩がしてしまった。勇利それ、ほぼM字開脚だよ。わかってる?
「早くしてよ、」
顔を真っ赤にしながら目をそらす勇利の姿に、ちんこがめちゃくちゃ元気になった。
→続く