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君と私と(非)日常

第13章 ひまつぶしシリーズまとめ


ひまつぶしシリーズ②

『だーれだ?。』

「希灯誉稀」

『当たり。』

「ツマラナイ……もう少し工夫して、声色を変えるだとか背後から忍び寄るときに気配を消すとかいう脳味噌はないんですか?」

『じゃあもう一回。ワンモア。』

「…………」

『……君のような若い者にはわからんかもしれんが、儂のような老い先短い老人にとって希望というのは後を託せる若者がいるという事だ。』

『儂が生涯を捧げた希望ヶ峰学園、その生徒こそが儂の希望だった。彼らは立派に成長し、今や未来機関を支えている幹部となった。』

『そんな彼らが、人類を導く希望の担い手が、裏切り合い、騙し合い、殺し合うようなことが起これば、これほど絶望的なことはない。』

『血と涙を流し絶望に歪む皆の顔を思い浮かべると、儂は悲しくて、悲しくて、悲しくて……つい、やってしまったよ。』

「……天願和夫」

『正解! いよっ! さすが超高校級の希望!。』

「…………」ビシッ

『痛いっ!!。ビンタせんといて!。』




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