第7章 覚悟してね※R18※
あ..............
蝋燭の揺れる音まできこえてきそうな静寂
部屋の空気が密度が
酷く濃い物になってゆくような感覚までする。
自分の心臓の音が漏れ出るんじゃ無いかと思う程ドキドキする
すっと家康さんの綺麗な指が私の髪に触れた
思わず反射的に体が強ばる
「......どうしたの?怖い?」
そう問われ、ふるふると首を横に降った
「ドキドキし過ぎて、おかしくなりそうで.......」
家康さんの真剣な瞳から目が離せない
その奥にある、扇情的な光と
昼間与えられた熱を思い出すと
体の芯にじわじわと甘い痺れが沸いてくる
「.....ッつ、何て顔」
くいっと顎を上げられ
綺麗な家康さんの顔が近づいてきた
あ...........キスされる.........