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日章旗のデューズオフ

第4章 SSS キャラ×男主:漫画作品篇(―/2日更新)



★GK尾形百之助(同衾主続き)

くぴーっと一献。尾形の真横で機嫌良く酒を呷っていると、銃の代わりに与えた長筒のモデルガンでガツガツと脇腹を押されて言外に距離を取れと促される。時には寄り掛かるように座ってきたり、さりげなく腰を抱いてきたりする癖に、こうして煙たがる時もあって猫みたいに気紛れな奴だ。まあ別に俺にはこだわりもプライドもないので尾形が嫌だと言うなら離れるさ。それなら杉元と呑もうかな。
「さいちさん、さがしてくゆ……」
「……今、なんつった?」
「わっ」
本当に気紛れな奴だ。立ち上がると急に腕を掴まれて強引に座らされる。さっきよりも密着した状態だ。尾形に与えた整髪剤の僅かな香りに包まれながら「駄目だ。旦那の相手をしろ」と囁く声に合わせて震える喉仏を間近で眺めていた。

★GK尾形百之助&杉元佐一(同衾主続き)

「今夜はすき焼きですよー!」
「マジかよ! 名前くん太っ腹~!」
「スパチャの金額が良くって奮発しました!」
「すぱ茶?」
「……小づかいが稼げたという事です。さ、そんなことより買い物行きますよ。今日は荷物が増えます、旦那様も行くんですからね」
「力仕事なら杉元で十分だろ」
「佐一さん、尾形上等兵殿は鍋に好きな具を入れなくていいそうです。我々で美味しいもの見繕いましょうね」
「はーい!」
「椎茸入れちゃおっかなぁ~」
「……名前、お前の後頭部に白滝が啜れる穴を開けてやっても良いんだぜ」
「こっわ」

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