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台風のような貴方

第1章 台風到来


きらりと、零さんの八重歯が顔を覗かせる。
そして妖艶な仕草でゆったりと唇が開かれる。
時間の流れがゆっくりと遅いように感じた――

零「…………ふ――っ」

!?

ひゃあっ…と裏返った声を思わず出してしまう
どうやら耳に息を吹き掛けられたらしい。

顔から湯気が出そうって、本当にある表現なんだな…と頭の片隅で考えて現実逃避してみる。駄目だ、顔が熱すぎる――
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