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禁断の兄妹【r18】

第20章 ~最終話~二人だけのもの


体育の時は何とか隠れたから良かったけど、この噛み跡が誰かに見られたら・・・
 学校帰り電車の中、私はそう考えていた・・・

「ハァ、ハァ・・・」
「!?」

 満員電車の中なのか、後ろのおじさんの吐息が大きく聞こえる。だけど・・・

「・・・・ハァァ///」
「ひゃっ!?」

 ウソ・・・!?後ろのおじさんが私のお尻を触ってる・・・!?これって、チカン・・・だよね!?

「やっ、やめてください!!」

 思い切って言ったしかし、

「ハァ?ワシがやったというのか?お前!!」
「いっ、いえあのっ・・・」

 怖いよぉ・・・そう思ったその時、

「もしもし警察ですか?僕の妹がチカンに遭っています!」

 この声は・・・

「お兄ちゃん!?」
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