第15章 信じることは簡単なことじゃない！

「ｺﾞﾎﾝｯ…実はなあの後、神崎のじじぃが宮田と正式に契約してな…」

『ん。』

「宮田…ボンクラだったら良かったんだが…」

『仕事ができると…』

「ああ、ありゃ化け物だ」

『ふーん。そういえば宮田の家の上ってどこ？』

「…あそこの上は確か…」



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「おはようあいり～！遅刻ギリギリよ、あんたにしては珍しいわね！」

『おはよう夏海～、朝からたっちゃが来てね？気付いたら時間過ぎてて焦ったよ』

そう、朝から遅刻しそうになってたっちゃんに車で送ってもらった

「最近仁さんとどうなのよ？」

『別に変わりはないかな？そっちこそ優とはどうなの？』

「変わりはないわね…」

『優ってドSそう…』

「えっ、あいりの男ほど鬼畜じゃないわ」

『そうかな？』
仁と優を思い浮かべる…


「『……』」


うん。
『どっちもどっちだ』

「そうね…」