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あなたにだけは囚われない!【R18】

第12章 なぁ、たまには慰めろよ…


ネコさんはとても変な人だった…

彼のことは忘れよう

頭を振り、先に進むと聞こえる雑音…

「ねぇ!あっちに“王さま”がいるって!」
「えっ?本当!?」
「幹部のひともいるらしいよ!マジレア!」
「見に行こうよ!」
「行く行く!」

“王さま”…?幹部?みんなで見回りすること事態珍しいご飯でも行くのかな?それとも緊急事態?

女の子たちの後に付いて進む



「嘘っ!」
「キャーッ!」
「まじ!?」
「誰!?」

徐々に大きくなる黄色い声…いつもより大きい気もする…

人だかりができていてこの先に彼らがいることは確実だった

『っ…すみません…ちょっと通してください…』
「あっ?」
「きゃあ~痛い!」
「押さないでよ…!」
『すみません…』


謝りながら人と人の間を何とか進む…

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