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真選組監察方山崎退と女中のラブストーリー
第13章 三
“ピピピピピ…ピピピピピ…”
拾ったケータイが鳴る
みわ
「あっ!持ち主さんからかな?」
ロックがかけられているから半ば諦めの気持ちで
ケータイを開くと通話だけは出来る事に気がついた。
みわ
「もしもしあの…」
?
「その電話俺のだよ。
返して欲しいから近くの河川敷まできて。」
低すぎる声が聞こえてきた。
誰かはまったく分からないが、
ちょうど良かったから河川敷まで行くことに決めた。
みわ
「はい、分かりました。それでは…」
私は電話を切ると河川敷へ向かった。
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