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真選組監察方山崎退と女中のラブストーリー

第13章 三





私と斎藤さん並んで歩き出す。



斎藤
プラカード→(1時間前にトイレに来た時は落ちて無かったZ)




みわ
「そうなんですか…

寝所のお部屋を1つ1つ回って行くのはこの時間ですし…

少し気がひけますね。。

詰所の方に先に行ってみますか?」





斎藤
プラカード→(そうだね。そうしようZ)




みわ
「はい。」





2人で詰所に続く廊下を歩いていると、

電気が消えた食堂の作業場から物音が聞こえてきた。







!(´⊙ω⊙`)!








斎藤
プラカード→(行ってみる?)




私は心霊とか苦手なので、

とっさに斎藤さんの背後に隠れる。





みわ
「…は、はい。もしかしたら…ケータイを探しているのかもしれませんしね。」




斎藤さんと私は物音をたてないように作業場に近づき

そっと扉を開ける……





"ジュッ…ジュ……ジュジュジュジュ……”





(´⊙ω⊙`)

(´・ω・`)










斎藤
「………」





みわ
「…………」





土方さんがマヨネーズをまるで夜中の喉の渇きを潤す水のように、ジュジュッと飲んでいた。




斎藤
プラカード→(どうやら見当違いみたいだったZ。次いこうZ)





みわ
プラカード→(はーい。)






土方さんに気付かれないように私もプラカードで会話。

そうしたら斎藤さんが心なしか嬉しそうな表情を浮かべる。






そして、詰所にいったが遅番の隊士さんや隊長さん達のでもなかった。





一度、厠前に戻ってみようという事になったので引き返しまた作業場の前を通る……





みわ
「あれ…まだ土方さん居るのかな?」





相変わらず電気は消えているのに人の気配を感じる。





斎藤
プラカード→(もう一度、みてみようZ)




みわ
プラカード→(オッケーでーす。)





ドアを開けて中を覗く





(´⊙ω⊙`)

(´・_・`)





沖田さんが、

さっきまで土方さんが吸っていたマヨネーズの中へ

何か得体の知れない紫の液体を流し混んでいる。





斎藤さんは何も言わず静かにドアを閉める。






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