第4章 好きだからこそ…

安田side

まいちゃんは俺を好きで…

まいちゃんが俺の胸に
自分から飛び込んできて…

今俺はまいちゃんを抱きしめてる…？



何かもう現状がよく分からへん……(笑)



けど…………


とりあえず今は

まいちゃんを思い切り抱きしめよう…！



そう思って目を閉じた瞬間


トントン……

どっかで何かを叩く音がする。



でも今はそんなことより

まいちゃんの方が大事やし……？



なんて更にぎゅっと

まいちゃんを抱きしめると……



まい「あの…安田さん……外………(汗)」



なんてまいちゃんの少し焦った声が

聞こえてくる…



「ん…外に何があんの(笑)？」



そう言って抱きしめていた体を離し

後ろを振り返ると


車の窓から中を覗き込む

村上くんの顔が見えて…………(汗)




村上「安………

見るからに幸せそうで何よりやわ(笑)

でもとりあえず今から…

マネージャーとメンバーに謝りに行こか？」



…………………(汗)


うん…めっちゃ怖いやん………？


顔は笑ってるけど………

目の奥が全然笑ってないやん………(涙)



こんなときの

村上くんには逆らうべからず………(汗)




マネージャー……

みんな………



ほんまに迷惑かけてすいません。



でも安田章大…


今ものすごく幸せです(笑)