第7章 変化
スミレは帰還した後、お気に入りのココアを1人、飲んでいた
幹部は今頃執務処理に追われてるんだろうなと思いつつ
飲み終えたココアが入っていたカップを片ずけ風呂に湯を張り、風呂にはいった
初めての壁外調査疲れたな…今頃幹部は大変だろうなぁ~にしても眠い…
そしてスミレは風呂の中で無意識に眠っていた
数分後、スミレが目を覚ますと目の前の人物に目を見開いた
「え!?リヴァイ兵長!?」
「やっと起きたか」
「こ…ここで何してるんですか!?」
「何って…てめぇが気持ちよさそうに寝ていたのを眺めていただけだ」
「はぁ!?」
とスミレは思わず立ち上がってしまい自分が裸だというのを思いだすと赤面し勢いよくリヴァイにお湯をぶっかけた
「ゴホッ…おいてめぇ…削がれてぇのか」
あきらかに怒った表情を出しているリヴァイをしたから眺めているとリヴァイが突然服を脱ぎ始めた
「え!?リ…リヴァイさん!?どうして服を脱いでるんですか?!」
「どうしてって…てめえが服を濡らすからだろうが…下までずぶ濡れだ」
「そ、外で脱げばいいじゃないですか!どうしてここで脱ぐんですか」
「外で脱ぐと床が濡れちまうだろうが…もう床が湿気ていたが」
気が付くとリヴァイは上半身裸でいた、そして下半身の服を脱ごうとするのを見てスミレは黙って俯いた
「…のぼせないのか?」
「…のぼせてると思います」
「なら出たらどうだ」
「今ここで顔上げたら…貴女全裸じゃないですか」
「…たったそれだけか」
と言いリヴァイはため息をし、全裸の状態で動揺もせずスミレの顔をグイッとあげると唇にそっと触れた
「んっ!?」
「てめぇは変態か…俺はそんなんで動揺しねぇよ」
「いや…誰でも突然服をぬがれたら動揺しますよ…」
リヴァイはほぅ…と言いスミレに近ずき俯いているスミレの顎をグイッとあげもう1度口付けをした
「ん…」
リヴァイはそのままスミレの閉じている口を舌でゆっくりと開かせスミレの口の中にリヴァイの舌が入ってきた
突然の行動に身動きできないスミレはされるがままだった
あれ…なんか、腰らへんが痺れる…
そう思っているとリヴァイが口を離した
2人の間の銀色の糸がプツンと切れた
リヴァイはそれを手の甲でその銀色の糸を吹いた
スミレはただそれを呆然と見ていた