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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第6章 アサシンデビュー


曲も終わりに近づき、幸せそうな新郎新婦の目の前で華麗に演奏する。




「ーー♬〜♬〜〜♪♪〜♪〜♪〜」






曲が終わったその瞬間ーー




広いホールに銃声が鳴り響いた。





こだまする人々の悲鳴と雄叫び。




そんな中、私は扉付近のガードマン達を
一瞬で片付ける。



どの扉の前にも死体が4つほど転がってるのですぐにはすぐには出れないはずだ。



その勢いで私は人々の命をかっさらっていく。



なんの手応えもない、ただ殺されて血をまき散らすだけ。


返り血を雨のように浴びながら、悲鳴をBGMに私はホールを舞った。







生きている人が私だけになって、やっと動きを止める。


髪の毛から垂れてくる誰かの血を私は拭いながら、辺りを見回した。



どこもかしこも真っ赤で、血の生臭い匂いが充満している。



「さて、もう一仕事するか…」



真っ赤なドレスに身を包んだ私はまた動き出したのだった。






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