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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第3章 怪しい依頼にはご用心⁉︎


手付金1000万っ⁉︎なんでそんなに…



《手付金:暗殺を承った場合に先に貰うお金。後からもらうのが報酬。》



私は驚きつつ、内容を確認していくお更に驚かされた。



成功報酬が1億っっっ⁉︎なんだこの額…。



標的はどこかの伯爵のようだが、聞いたことのない名前だ。



「なぜこんなに高額なのですか…?」



私がそう聞いても男は沈黙を守っている。


どうしよう、やろうか迷うな…。



「ー達成率100%の死神に見初められた殺し屋なんだろう?アオメ」



野太い声で男は言う。

普通ならこんな依頼、怪しすぎて断っていただろう。



でも今回それは無理な事を私は悟った。

なぜなら、男から禍々しいほどの殺気がじわじわと私を取り巻いているのだ。



「喜んで承りますよ、アオメの名にかけて」



私がそう言うと男はニヤッと笑ってこう言った。



「交渉成立だな、ならこれ持ってけ」



ポイッとこちらに投げてきたのはバッグ。中を確認すると手付金だった。







今思えばこの取引が私の人生を180度変えた分岐点だった。




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