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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第4章 殺し屋が執事になってみました


執事の仕事を見学していると、仕事しながらクレナさんが話しかけてきた。



「その眼帯はどうしてつけてるの?」


「左目は失明してるのでなんとなくつけていますよ。どちらにせよ、見えませんからね」


「いつ失明しちゃったの?」


「えっと…9歳ですよ」



と答えながら3人の動きを目で必死に追う。


今はダイニングの片付けと掃除をしているようだが、みんな凄い早さで仕事をしている。


その後は昼食時に使うのであろう食器を並べていた。



それが終わると他の部屋を掃除したりとくるくる動き回っていた。




「アオメ、もうじき昼食の時間だ!
俺についてこい。メルロとクレナは昼食の準備をしててくれ」



私は慌ててステラさんに着いて行くと、マスターの部屋へ向かっているようだった。



「マスター、昼食の準備が整いました」



彼がそう言うとすぐにマスターは私たちの元へ来た。



「似合っているぞ、アオメ」



にこやかに微笑んだマスターはそう言って、ステラさんの後を歩く。




私達がダイニングに着くと、すでにテーブルの上にはマスター用の昼食などが揃っていた。



ステラさんは椅子を引いてマスターを座らせ、完璧なエスコートをしている。


昼食が終わればまた片付けをしてから、洗濯などを行っていた。




そうして彼らの1日の仕事はマスターが眠りについたのを確認して終わった。









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