第2章 準備と計画
「あ、!」
『ふぇ?』
うわ、変な声出た。こんな声出すほど驚かなくてもいいじゃないか、私よ。この声はどう聞いても渚だ。
『渚ー、おはよう!』
渚
「うん、おはよう」
よかった。クラスメートがいて。もしこれで早すぎても遅くても、私1人じゃないから!2人だから!大丈夫なのだぁ!(誰コレ)
それにしても渚と会うなんて。珍しい
渚
「そう?使ってる駅同じだし有り得なくはないんじゃないかな」
『え、なんで私の考えてることわかったの!?エスパー!?』
渚
「いや、声に出てたよ…」
まじか。今後は気を付けよっと。いやぁ、それよりもやっぱこの時間混んでるなぁ。普段こんなに混んでないから…オイラ慣れてないやい!(だから誰だよ)
『この時間、流石に混んでるね』
渚
「そうだね。まぁラッシュ時だし」
『ねー』
アレ!?会話終わった。私がコミュ障なのかな。でも普段はもっと話すし、どーしたんだろ。まぁいいだろう。それより早く椚が丘着け。