第3章 不機嫌です
カルマside
ほんと、なんなの?朝起きたらから変なL⚫NE
来てるさ。しかも1人で登校しないといけないとか。授業受ける気無くす…。
カルマ
「はぁぁぁ」
本日5度目のため息。結構今のは深かったな。やる気は無いけどの為に授業でないと。てかなんなんだろ。今日に限って1人とか。弁当も作ってもらえなかったし。"今日に限って"!
「随分と深いため息だな。赤羽。それに今日は1人か?」
カルマ
「うるさいなー。今苛立ってんの。話しかけないでくれない?浅野クン」
ほんと、イライラする。校舎に向かう坂が見えてきた。なんか少しだけ気が楽になったんだけど。自分がよくわかんない。なんで憂鬱な坂をみて気が楽になるんだし。
―あぁ、に近づくからか。
うわ、俺今柄にもないこと思った。やばw
にしても、なんで今日はE組の人が一人もいないわけ?いつもはこの時間結構いるのに。ま、がいないしどーでもいいや。
――ガラガラッ
ドアを開けたら一瞬だけクラスメートと飾り付けされた教室が見えた…きがした。
『誕生日、おめでとう!カルマ』
E組
「おめでとーー!」