第1章 好きだなぁ【eoheoh】
ある日の休日
俺の家に彼女の美羽が遊びに来ていた
俺らはお互いまったり過ごすのが好きだ
2人で居れればそれが幸せ・・・。
でもそろそろ彼女が帰る時間だな・・・
そんなことを思ってたら
「えおえお」
彼女の落ち着いた可愛らしい声が俺を呼ぶ
「今日泊まっていってもいい?」
・・・は?泊まりだと??
今までそんなこと言ったこともなかっただろ
そんな急に・・・俺の理性が持つと思ってるのか・・・!?
「・・・急にどうした?」
「なんか今日はこのまま一緒にいたいなって」
可愛いすぎるだろ
いやいや待て待て待て
「でもお前服とか持ってきてないだろ?」
「えおえおの着ればいいじゃん」
何を言っているんだこいつは
彼シャツに憧れてないわけじゃないけど・・・
「・・・親御さんとか心配するだろ」
「連絡すれば大丈夫だよ」
・・・困ったな。
こんな可愛い彼女と2人きりで朝までなんて、理性崩壊するぞ。
「・・・・・・ごめん、やっぱり帰るね。」
「!?なんで??」
なんでそんな悲しい顔してそんなこと言うんだ
さっきまであんな泊まりたそうにしてたのに・・・
「だってえおえお、泊まられるの迷惑そうじゃん・・・。
だから今日は帰るよ。」
さっきまで正直困ってた。
理性とか大事にしたいとか色々考えてた、けど
彼女のこんな顔見たらさ・・・
「・・・泊まってけよ、迷惑なんかじゃないから。」
俺だってずっと一緒にいたい。
離れたくないに決まってるだろ。
「いいの?ほんとに?」
「だめなわけないだろ。ちゃんと連絡するんだぞ!」
あぁ、やっと笑ってくれた
あんな悲しい顔、もう2度とさせないからな。