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境界線。【安室透夢小説】

第12章 エピローグ?


「.....施設に?」

「両親からの虐待が理由で家出、 くのえさんは家出した知佳君を自宅で保護してくれていたんだよ。」

そうだったのか。
だから、如月知佳は 結城 くのえに懐いていたのか。

「.......... くのえ姉ちゃん。ごめんなさい。」

「どうしてコナン君が謝るの?」

「..... くのえ姉ちゃんのこと、すごく疑っちゃってたから。」

「いいのいいの。コナン君大好きだから、許しちゃう。だから、気にしないで?」

そう言って くのえは微笑んだ。
.....うわー。安室さん眉間にシワが寄ってる。
小学生相手に嫉妬なんかするか?

「.....もぅ、安室さんそんな顔しないでください。安室さんのこともちゃんと大好きですから。」

「あ、いや別にそういうことがいって欲しかったんじゃなくて。」

え、なんだ?もしかして....2人って...

「じゃぁ、なんですか?」

「..... くのえ姉ちゃん、安室さん。.....もしかして2人って、付き合ってる?」


「...............................。」








少しの沈黙のと くのえが口を開いた。

「.....そうなの。昨日の夜、いろいろあったんですよね?」

よ、夜?!
ジロリと安室さんを睨む。
何してんだよ、公安。高校生に手出すとか。
それに、 くのえは知ってんのか?安室さんが公安の人間だってこと。




「ちょ! くのえさん?!誤解を招くような言い方はっ!!違うんだ、コナン君。その、 くのえさんの家に泊まって、一緒に寝ただけで。」

「.....何が違うの?」

「そう!本当に隣で寝ていただけで!僕たちは真剣交際だ!ですよね、 くのえさん?」





「ふふふ。焦ってる安室さん可愛いです。」



真剣交際、ね。
まぁ、お互いがそう思ってんならいいのか?

.....安室さん、苦労するだろうなぁ。
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