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境界線。【安室透夢小説】

第12章 エピローグ?


コナンside

学校も終わり、ポアロで安室さんのお仕事が終わるのを待っていた。
なんでも、俺を連れて行きたいところがあるらしい。
一体どこな連れて行こうってんだ。

今日この時間のポアロは空いていて、店の中には俺しかいない。
もう少ししたら学校帰りの高校生で賑わってくるか。

ストローに口をつけアイスコーヒーを飲む。


カランカラン______


「Hands up!!」

入店時になるベルの音とほぼ同時に聞こえた手を挙げろという脅し文句。
それも、すごーく聞き覚えのある声で。
後ろを振り向くと くのえがおもちゃの銃を構えていた。

「..... くのえ姉ちゃん。それどうしたの?...脅すならもう少ししっかりした作りのじゃないとばればれだよ。安全装置もないじゃ....」

ピュルピュルッ____

「わっ!!」

くのえがトリガーを引くと顔に水がかかる。
....おいおい、水鉄砲かよ。

「.....あーぁ、手を挙げろって言ったのに。もぅ、コナン君油断しすぎ。水鉄砲だからって気抜いちゃダメだよ。もし中身が毒物だったらどうするの。」

「... 違うよ、くのえ姉ちゃんだったからだよ。」

「そうなんだ。嬉しい。...はい、タオル。ごめんねっ。」

「ありがとう。今日は、蘭姉ちゃん達と一緒じゃないんだ。」

「今日は、ここでコナン君と待ち合わせしてたから。」

「へ?僕と?..僕は、安室さんを待ってたんだよ?」

「うん。私と安室さんとコナン君の3人で行くところがあるの。コナン君の会いたがって子に会いに行くんだよ?」

!!!


「それって!!」




「...2人ともお待たせしてすみません。では、行きましょうか。」

仕事を終えた安室さんの車に乗る。
くのえが助手席に俺は後部座席に。

「.....ふふふ。楽しみだなぁ。早く知佳君に会いたいなぁ。」

「彼もきっとそう思ってますよ。」

「...待って。安室さん、知佳君とあったの?」

如月知佳は生きているのか。
会いに行くって、どこに....

「昨日、一緒に動物園に行ったんですよね?...今は、警視庁で保護してもらってます。きっと、今日施設に移動かな?」

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