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夢クラシ
第1章 振り払う手
私は毎週月曜日に決まった夢を見る。
遠い遠い闇の向こうで
笑っている男の子
いつもネックレスを握りしめて
「*****」
(なに?何を言ってるの?)
「*****」
(分からないよ…)
私の声はどんどん遠ざかって
私の視界はどんどん歪んでいく
いつも夢だって気づくのに
いるかも分からない君を抱きしめたくて
意味もなく手を伸ばす
「…****る」
(◆◆!!!!)
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