第13章 Miles away from yours.
潤『んっあっ……… やっ………
やめっ、やめてくれよっ! お願いだからっ
お前とは友達で居させてくれよ……』
旬『……ごめん。 俺…………、 ごめんな。
でも、これが俺の本当の気持ちだから……ずっと言えなかった俺の………』
頬を伝う潤の涙を親指でごしごしとぬぐって、また強く抱きしめる。
潤『ごめんっ………』
旬『……抱きしめるだけだから、 ごめん。 もう何もしないから………』
潤『俺…………今日は、もう幸太郎先生の部屋にとめてもらうから………。旬はここにいて。』
ゆっくりと、抱きしめられた身体を引き離すとそう言って荷物を取って扉を開いた。
旬『……潤っ!待っ………』