第2章 Be your self
少し冷たい夜風を浴びながら窓の隙間に煙草の煙をふかした。
櫻『松本……潤 か。』
ふっ。と思いだし笑いしながら呟いたその時、お尻に閉まっていたスマホがブルブルと震えた。
櫻『滝沢か……。 どうした?』
滝『お疲れ。 滝沢か……はないだろ?
まぁいいや。仕事の話だ。
澤浦組が、足が着いたんだ。 それで近藤のほうにも網かけて行くから取引をもう一回頼みたいんだけど………
今回は俺が行こうか?』
櫻『そっか…… ああ、いや……俺が行くよ……』
滝『大丈夫なのか? もう次は4回目になるだろ?
お前に限って大丈夫とは思うけど……個人的なアレはないだろうな?』