第20章 星空の約束
室『坊っちゃん、到着いたしました。
こちら全国選りすぐりのモノを取り揃えてございます。ローストビーフにも最高のものが見つかると思いますよ。』
潤『ああ。それじゃ、オススメのものを二種類一キロいただこうか。』
室『それでは、彼にも連絡してみますね……。
もしかしたら先に到着されてるかもしれませんね?』
潤『そうだな翔さんの事だ。じゃあ急ごうぜ。 あっちの準備も万全だよな?』
夜、時間になると松本が指を鳴らした合図で花火が上がる事になっている。
室『はい。勿論。 きっと櫻井さん驚きになられるでしょうね。』
潤『ああ。 驚かれるだけじゃなくもう俺から離れられなくなっちゃうだろうな。』
室『ふふ。勿論にございます。あっやっぱりいらっしゃいましたよ。』
翔『おーい。 潤っ。 たく、一人でどんだけ待たせるんだよ。』
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『…………っちゃん。 坊っちゃんっ……。
到着しましたよ? 何かいい夢を見てたんですかい?』
まださっきまでの櫻井との余韻に浸りながらも現実に戻されたのだった。