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闇鍋ぱーりー!2

第1章 【黒バス】赤司くんでお願いします!


「好きだよ……」『テツヤ、黒子』

赤司が振り向く。
黒子は立ち止まり目を瞬かせる。
「はいっ、ぼくもですっ」
ひゃんっと鳴いて二号が赤司の腕から逃れる。

代わりに赤司は腕を広げた。
「赤司くん……」
その腕の中に飛び込む黒子。

「テツヤ……ありがとう」
ぎゅっと今度は赤司が黒子を抱き締める。
「赤司くん」
「もう何も云わなくてもいいよ」
見上げた先にはまるで星の様に二色に分かれた眼があった。

「好きだよ」
「ぼくも大好きです」
唐突だけれど、ずっと秘められていた二人の告白を二号の蒼い目と月が見ていた一一。
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