• テキストサイズ

神隠れの少女【NARUTO】

第9章 アカデミーの日常


シスイが別天神を発動させた。

ルナが意識を完全に乗っ取られる前に、神通眼は別天神をコピーし終わった。

そして、ルナの神通眼には、シスイの万華鏡写輪眼と同じ紋様が浮かび上がっていた。

ルナはそれをシスイに見られる前に、素早く閉じた。


「はい!ありがとうございます!」

「え?本当に別天神にかかったのか?」

「いえ、意識を乗っ取られる直前に、コピーが完了しましたので。

あ、ちなみに、別天神を解くことは本来不可能です。」

「いや、今やったばかりだろう……」

「まあ、そうですが……」

「と言うよりも、今コピーしたって言ったか?」

「ええ、私は受けた幻術をコピーし、解くことができますので。」

「どうしてそんなことが出来る?」

「えーと……李蘭ー、シスイさんに説明してあげてー。」

『はあ……仕方ありませんね。』


髪紐になっていた李蘭と那由他は、同時に変身を解いた。

シスイは突如現れた二匹に、目を見開いていた。


「ルナ、こいつらは何だ?」

「私の血継限界について説明してくれるので、まあ一旦そのことは置いておいて下さい。」

「はあ……」

『では、ルナ様に代わって、説明させていただきます。』



李蘭は神隠れ滅亡の経緯については伏せて、神通眼について説明した。
/ 826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp