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T.A.B.O.O 嵐 短編小説

第7章 O×S③







翔「なぁんでもないって!大丈夫!ほら!かえろーっと」




そう言ってカバンをもって楽屋を出ようとしたら、智くんに腕を掴まれて 出られなかった。





翔「どうしたの?」





智「本当はあの日、言おうと思ってたんだ。」






智くんが話始めた。あの日、という言葉に少し反応した俺に困ったようにほほえみながら話を続ける。





智「ずっと言えなかった。


    翔くんのことが、好きなんだ。」




翔「えっ…」




予想外の言葉を言われて、混乱している。






俺も好きって言いたい。





俺もずっと好きだったんだよって。




でも、涙が邪魔して言えない。




智「嫌だった?ごめんっ!泣かないで?」




違うよって伝えたくて、首を必死に横にふる。




翔「ちがっ…うれしっの…っお、れもっすきだった、!」




智「んふふ、そっか。ありがと。」



少し落ち着いてから、俺もはなす。



翔「ずっとすきだった。あの日も、ずっと叫んでた。智くん好き。助けて。って。あの人に触られてもずっと智くんばっかだった。 …っ大好きなの。」




智「話してくれてありがとう。翔くん、こっちみて?
     俺と、付き合ってくれますか?」




翔「っ!! よろしく、お願いしますっ…」




また涙があふれて止まんなかったけど、智くんが抱き締めてくれた。




あの日の傷はまだ癒えてないけれど、智くんの愛で少しずつ回復しています。




何ヵ月後かには、腰の痛みに耐えながら楽屋へ行くとメンバーにからかわれて真っ赤になるのは、秘密♪






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