第1章 季節外れの転校生
俺は、チークキッスをしてやった。
すると、
◆「ちょ、い、いま!キ!キ!・・・っ」
お?こいつ・・・免疫ない感じ・・・?
んー・・・いいね・・・そう言う子大好物♡
『ははっ、キキってなんだよ、ただのキスだろ?』
そう言った瞬間、俺の弁慶さんに
鈍い痛みが走った。
『いってぇっ!!!』
その痛みを与えた犯人に目を向けると、
頬を赤らめて
俺を見つめ・・・
・・・じゃなかった。
とにかく・・・
すんごく、
怒ってた・・・
◆「た、ただのキスだろ、じゃないわよ!!!!!
このナルシスト男!!!!
わ、私の可愛いほっぺちゃんに何してくれてんだ!!!!」
“ナルシスト男”
『・・・はあ!?ナルシスト男だと!?
ふざけんな!!ってかスネ蹴んじゃねーよ!!
痣になったらどうすんだ、この野蛮女!!!』
◆「うるせえ!!反省しろ!!」
『あぁ!?するか!!絶対に惚れさせるからな!』
カ「黙って歩け!!寝言は寝て言え!!」
『同じ言葉、そのままそっくりお前に返すわ!!』
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はい、そして現在に至ります。
・・・ってか、
これから落とそうって相手に
素を出して言い合いするとか・・・
しょっぱなから、ミスってね・・・?俺・・・
これからどうしよう・・・(笑)