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大野くんの秘密ごと…

第8章 こたえたい…





みんなが帰って、

おとを寝かしたあと…



「はぁぁぁぁぁあ〜…」




松本さんにはきっと、

他のみんなが話してるだろう。



大野さんとのことを

正直に話せたのは良かったけど、


まさかこんなことになるなんて。




嬉しいけど、みんなの気持ちには


応えられないのが申し訳ない…



正直、今私の気持ちは


大野さんと櫻井さんとで揺れている。



ほんとに自分が生意気に感じて嫌だ。





携帯が鳴った。


ディスプレイには


『櫻井さん』の文字。




「はい。」



櫻井「あ、あのさ、明日って


何してる?」



「明日ですか?

明日は夜からドラマの撮影が少し…。」




櫻井「そっか…。


わかった。今日はお邪魔しちゃって

すみませんでした。」



「大丈夫ですよ!

片付けをしてもらっちゃって

こちらこそすみませんでした!」





なんだろう。櫻井さんに

無性に会いたくなってきた。







櫻井「…会いたい…んだけど!」




「え?」




櫻井「今またマンションの前に来ちゃった。」











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