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大野くんの秘密ごと…

第8章 こたえたい…






櫻井「だって、俺、ちゃんのこと

好きだから。



でも、普通の恋愛とは違って


ちゃんには子供がいるし、


俺たちは芸能界で仕事してるし。



色々と毎日考えた。






でも、考えても結果は同じだった。



俺はちゃんのことが


好きだって…。



この子を、おとちゃんを俺が

守りたい、幸せにしたいって。




俺の気持ち何と無く伝わったかな?」





言い終わった櫻井さんは


耳まで真っ赤だった。




真面目な人だから

たくさん考えてくれたんだと思うと


素直に嬉しかった。



しかも、おとのことまで…。




「びっくりです。


そこまで考えてくれていたなんて。






でも、ごめんなさい、



今すぐにお返事は出来ないです。



私はもう一生、恋愛なんて


しないと思っていましたし…。



生意気ですけど、


考える時間もらってもいいですか?」





櫻井「え?…お付き合いしてくれるか

考えてくれるの?」



ん?



「あ、はい。」




櫻井「ほんとに!?


俺は自分の気持ちを伝えられればって


思ってたから、まさかその上に


考えてくれるなんて想像してなかった!



嬉しい!!」






「いや、その!…時間ください。」




櫻井「うん、待ってる。


よし、今日はそろそろ失礼するよ。


お茶ご馳走様でした!」




「帽子ありがとうございました!」




なんか櫻井さんは


1人スッキリした顔で


帰って行ったけど…





私はなんだか頭の中が


ぐるぐると回ってるみたい。





その日はあまり寝れませんでした…































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