第7章 ドラマの中の私。
ドラマ撮影も順調な頃。
新しい仕事が入った。
バラエティだ。
最近はモデルの仕事よりもバラエティが多い。
しかも大野さんといっしょ。
クイズ番組みたい。
当日、ヘアメイクを終えて会場でマイクをつけてもらっていると、
大野「お、おはよう!!」
「おはようございます!!」
大野さんが挨拶して来た。
大野「最近忙しそうだね。体大丈夫?」
お気遣いのお言葉を。
「はい。なんとか...」
急にあの日のことを思い出して、
顔が熱くなる。
ヤバいヤバい!!
あれ、大野さんもつられて赤いし!
櫻井「お疲れ様!!あれ!二人ともどうした!?笑」
「いえ!なにも!!あ、おはようございます!!」
櫻井「そうなんだ!笑 ちゃんって、この後おヒマ??」
「あ、お迎えに行かないと行けなくて...」
櫻井さんはすぐに察してくれたみたいで、
櫻井「あ、そっか!ごめんね!!」
「あ、いえ...!では撮影よろしくお願いします!」
なんだか居づらくなって、セットに入った。