第8章 誕生日!
次の日でいいか。
部活はねーから、昼休み…
ラインで送っとくか。
岩泉
「さくら、相談したいことがあるんだけど。今日の昼休み屋上に来てくれないか?1人で。」
櫻
「あぁ。いいですよ?話は大体想像できます。」
岩泉
「え?」
櫻
「え?茜の事じゃないんですか?」
岩泉
「…よくわかったな」
櫻
「いや、一先輩からの話なんて茜の事かなって」
うぐぐ。さすが櫻だな。
櫻
「いいですよ。昼に1人で屋上ですよね。行きます。」
岩泉
「助かる!じゃ、あとでな!」
櫻
「はい。」
及川より優しい。そりゃ当たり前か。あんなやつに頼った俺がバカなだけだった。
でもよかった。茜のことで話ができる。今まで溜まってたもん全部聞いてもらおう。