第7章 大手建築企業第一位の会社の社長
櫻side
やばいな。今日指のマッサージしなきゃ。
ただいま。 今日の試合負けたよ。お母さん、お父さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、ごめんね。
よし。プルルルルル
?「はい。なんでしょうか。」
櫻「あと、1時間後にここを出るわ。車準備しておいて」
?「はい。かしこまりました。」
さて。着替えて、ご飯食べて。
行ってきます。
?「お嬢様。こんばんわ。いまから出ますと、9時には本社に着きます。それまでごくつろぎください。」
櫻「うん。よろしくね。」
さて、本社に着いたらやることをまとめておきますか。
?「お嬢様、着きました。」
櫻「ありがとう。」
受付の子変わったんだっけ。
櫻「こんばんわ。貴方の名前は?」
?「こんばんは。えっと、多田冴(たださえ)です。」
櫻「そう。覚えておくわ。よろしくね。多田さん。」
in社長室
?「お嬢様宛に手紙がありましたので机の上にございます。あと、20分後に某建築メーカーの副社長がお見えになります。」
櫻「わかった。みとく。いらっしゃったらこの部屋に呼んで。」
?「はい。」
ふぅ。どうしようかな。やることは全て車の中で終わらせちゃったし…
あ。彼に電話してもいいかな。出てくれるかな。
…うん。かけよう。
プルルルルルルル
プルルルルルルル
プルルルルルルル
プルr
?「おー。久しぶり。櫻。元気か?」