第3章 始まり
及川side
はぁ。櫻ちゃんが入って来るなんて聞いてないよ。
櫻「もしかして、私が入るなんて聞いてないよとか思ってますか?」
及「さくらちゃん、エスパー⁉︎」
櫻「思いっきり顔に出てます。」
てか、まぁ。ね?こんなにちっちゃくて可愛い子がうちに来るなんて思うわけないじゃない?去年は、白鳥沢から推薦がきたーって言ってたから。てっきりそっちに行くと思ってたのに。
ねぇ、国見ちゃん?ぼーっとしてると、奪っちゃうよ?
可愛い可愛い愛おしの櫻ちゃんを。この俺が...
あ、着いちゃった。
及「はい。ここが部室だよ。2人とも着替えておいで。外で待ってるから。」