第10章 壊れていく日常
黒尾side
あー!ねみぃ。
駅に着いたのはいんだけどよ…母さん、どこだ?
黒母「鉄郎!あんたうろちょろしないでよ。
櫻ちゃん。こんばんは。お久しぶりね。」
櫻「こんばんは。お久しぶりです。」
黒「へいへーい。櫻、乗って。
ってなんで父さんもいるの?」
黒父「いちゃ悪いか?」
めんどくさいから。
悪い。だって父さんは
黒父「櫻ちゃんは鉄郎と付き合っているのか?」
ほら!早速言いやがった!
黒「おい!親父なんでだよ!」
櫻「はは…付き合ってないですよ。」
俺は俺と少ししか違わないくらいの身長差がいい。
黒父「そうか…少し残念だな。」
余計なことを言うなっ!
でも。櫻が、櫻に笑顔が戻ってるからいいか。
あー。身長差がない方がいいとは言ったけどやっぱり櫻をあかーしには渡したくないな。
櫻「クロ?どうしたの?もうすぐ着くよ?」
黒「あ、あぁ。」
やべー。やっぱりこの先どうすっかな。