第10章 壊れていく日常
櫻のことなにも知らない?
そんなわけないだろ。お前より知ってるよ。
黒「んー。櫻のことはお前より知っている自信はあるぞ?それから櫻を連れて行く理由は悪いけど教えられない。」
腕の中の櫻が震えてる。泣いてる。泣かしてるのはこいつの彼氏。別れてくんねーかな。
櫻「国見、悪いけどさ私と別れて?二股かけるようなやつは好きじゃないから。」
英「嫌だ。俺は櫻のことが好きだよ。だから別れたくない。」
黒「もうおしまいな。櫻いくぞ?」
櫻「バイバイ。青葉城西のバレー部。好きだったけど
大っ嫌いだよ。」