第10章 初めてのドキドキ・キュンキュン・デート
いよいよデート当日。
妙に緊張感が突っ走り
心臓の鼓動が煩くなり響くばかり
治まれ治まれ治まれ、治ま・・・
「幸結準備出来たかーーー」
来たぁああ!!
「うん!!出来たよーーー」
「・・・・・・」
あれ?なんで無言(黙ってるの)?
子供っぽいの嫌なのかな?
「あ、あのぉ・・・どう、かな?子供っぽくて嫌だった?」
でもよく見ると、明らかに
動揺して視線を左上にそらして顔を赤く染めている。
口にしてきた言葉は
「そういうのは、嫌じゃないーーー凄く似合ってるし。か、可愛いくて・・・好きだーーー」
ドキッ!!
「そ、そうなんだ。ありがとう。そろそろ出かけよう?」
リトナって、もしかしてだけど
『可愛い系』が好みなの初めて知ったな。
車に乗車して品森モールに到着すると
駐車場に車を止めて
エレベーターにて4Fの映画館に立ち止まると、チケットを購入し終えた。
時間は3時から上映なので
その時間まで3Fのフードコーナーにて
お昼ご飯を食事する事に決めました。