• テキストサイズ

完結:悪魔吸血鬼と契約少女~お前の血を飲ませて~

第9章 一休みしよう・・・





今テレビに映って見ているのは



『池澤彰の知って得するニュース番組』というものだ。



最近では、幼い子供とか
若い者高齢者の情報が多くて
話題になっている。



異世界では、そんな事したら
刑が重くなってしまう。



俺は子供は嫌いではない。
寧ろ可愛くて、愛くるしくて
大事にしてやりたいくらい
大好きだ。



『パパぁ~遊んで♪』



・・・・・・



『お父さん♪』



・・・っ・・・



『お父さん、お母さんの娘で生まれてきてーーー良かった・・・ありがとう、大好き・・・っ・・・』



ボロ・・・



は・・・なぜ俺は、泣いてるんだ?
そもそも、まだ先の話なのに
妄想に浸して酔いしれてたとは
我ながら情けない。
将来は確実親バカになるなーーー



ぴぴ・・・



アラームが鳴ったようだな。
止めて、コンロの火を消し
蓋を開けると



う・・・美味そう・・・



食い意地はらず、食いたいのを我慢し
皿に盛りつけて持っていき
気づかれないようにそっと置いた。



よし。幸結を起こしてくるか



寝室に入り、耳元でそっと・・・



「早く起きないとーーー食べちゃうぞ・・・良いんだな?じゃあ遠慮なく・・・」



意地悪に不敵な笑みで囁きつつ起きてこないので、そっと唇まで僅か3cmの所でぱっちり起きてきたーーー



もう少しだったのに
残念だな・・・
/ 85ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp