第5章 新たな好敵手 恋と友情 どちらを選択する?
ちゅん、ちゅん♪
「さち、起きろ。朝だぞ・・・」
「むにゃーーーもうちょっとだけぇ」
「たく・・・無防備に、眠って・・・」
さちと昨日、リセットして
初夜も済ませて、処女も奪った
だって、俺の花嫁となって
妻となるのだから・・・
いつまでも、ラブラブでいたい
いちゃいちゃ、していたい・・・
こんな俺って変だろうか?
また依存しそうな予感がするが
それでも良いのだろうか?
「リトナ・・・んぅ・・・」
「?」
「だぁいすき、ぃ・・・♪」
ズキッーーー
「な、なな・・・っ?!」
なんなんだよ!!
可愛い過ぎるだろ!?
俺を萌え殺すつもりか!?
襲いたくなってしまう・・・
「ますますーーー惚れてしまうだろ」
あんまり俺を煽るなよ。
惑わさないでくれよ・・・
心臓に悪いからーーー
鼓動が速まって、止まらない・・・
「・・・さち・・・っ、ん・・・」
起こさないよう、距離に少しずつ
近づき
チュッと、唇にキスをしてやった
俺がどんな表情をしていたのかは
さておきーーー
誰かいたような気がしたが
気のせいか?
「ふふ♪リトナ見ーつけた・・・」