第1章 異世界からの来客者
「・・・はい・・・お願いします。」
「そうだ。それでいいーーー」
「きゃーーー」
目を開けると、私の体は
宙に飛んでおり
その人によって
掴まれて軽々と
お姫様抱っこされて
いたーーー
「空をーーー飛んでいる?」
「俺から、手をはなすなよ。はなしたらーーー吸うからな?」
「は、はい・・・っ!!」
ぎゅーーー!!
「・・・っ!ふ。いい子だな・・・」
バサァ!!
「こら!待ちやがれーーーひぃい!!だ、誰か・・・助け・・・」
ズズズ・・・ーーー
「うわぁああああああ!!!!」