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──今日もまた、いつもの場所で──
第3章 夜の終わり、朝の始まり
家は嫌いだ。
私は一人暮らしをしているから、「ただいま」と言っても「おかえり」とは帰ってこない。
真っ暗な玄関。真っ暗な部屋。
怖くはない。ただ、寂しいだけ。
でも、この寂しさは、私の心の闇を癒してくれるのかもしれない。
…心と闇が同化する、っていうのかなあ。
何か、そんな感覚がするんだ。
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