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赤い姫【暗殺教室】

第3章 いざ!E組へ……



………ガラガラ………

先生の言葉で、教室へと入っていく。

リズムよく歩き、殺せんせーの隣に着く。

「今日からここの生徒になる赤羽業さんです。赤羽さん、自己紹介をお願いします。」

『はい。今日からE組に編入しました、赤羽業です。ええーっと……お気づきだとは思いますが、赤羽業は私の双子の兄にあたります。兄妹共々よろしくお願いします!』

…………だ、大丈夫だったかな?自己紹介。

そう思ってると…

「はいはーい!私は茅野カエデだよ!よろしくね!」

『はい!よろしくお願いします』

彼女が自己紹介というかたちで話を切り出してくれたような気がした。

それがみんなにも伝わったのか、「よろしく!」と次々に言ってくれた。

まだ最初だし、戸惑っちゃうよね…

これから慣れていこう!


「赤羽さんの席は……あぁ、奥田さんの後ろですね。カルマくんの左隣りです。」

『はい。』

殺せんせーに言われて席へ向かう…

『ええっと、奥田さん、よろしくお願いします。』

「い、いえいえ!私こそ、よろしくお願いします!何か分からないことがあったら、聞いてくださいね。」

か、可愛い子だなぁ〜

そう思いながら自席に座る。

………………………やばい。なんか、右隣り…み、見れない!こわい!なんか怖いよ…!


…その後も右隣りを見ることが出来なかった………






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