第4章 愛する人に別れを
ティキは空いている手で大胆にスカートをめくりあげると足の間の大切なところを下着の上から優しくなでた。
そこは既に潤んでおり、少しなでただけでクチュクチュと厭らしい音を立てる。
「もう意味無いと思うが……下着の脱がせるから腰を浮かせろ」
アランはもじもじとしながらもティキに言われた通り腰を浮かせる。
するりと下着を脱がされ、何もまとっていない花弁にティキが指をはわせる。
クチュクチュという音とともに指に愛液を絡ませると花弁の少し上にあるつぼみを優しく撫でる。
「あぁ……!やっ!はぁ……!」
アランは声が抑えきれず喘いだ。
やがて充分みつが溢れると花弁を開いてティキよ指が少しずつ中に侵入していく。
ちゅぷ……くちゅ……
「あっ……っつ!いた……あ……!」
アランは痛みにこらえきれず瞳から涙をこぼす。
ティキはその涙をそっと舐めあげると、アランに口付けた。
少しでも痛みを紛らわそうと優しく舌を絡める。
アランも痛みにこらえながらティキに応えようと舌を絡める。
やがて、アランの旨が大きく上下し始め、口付けの間から甘い声が漏れるようになってきた。
ティキはアランが自分を受け入れる時なるべく痛くないようにゆびを増やしつつアランが気持ちよくなれるところを探す。
そして指が三本入ったとき、アランは再び苦しそうな声をあげた。
ティキはそっと顔を下まで持っていくと花弁の少し上にあるつぼみを口に含み丁寧に舐めた。
「あぁ!!」
アランが体を思い切りしならせ、思わずティキの髪の毛をつかんだ。
しかし、ティキは舐めるのをやめようとせず、むしろ思い切りつぼみを吸い、ゆびを激しく出入りさせる。
「ああああああ!!」
アランは一際高い声であえぐとしばらくビクビクと身体を震わせ、やがてベッドに沈みこんだ。
「初めての絶頂はどうだった?」
アランは胸を上下させながら暑い息をはき、そっとティキの手をとると頬をすり寄せた。
アランの目は溢れんばかりの涙かたまり、ティキのことをそっと見つめる。
「私にもティキさんを気持ちよくさせてください」