第65章 【番外編】好きなところ
「んんんうっ!!!」
あまりにも激しくて、感じちゃって、私は一人で一回達した。
尚も解放されず、下もびちゃびちゃと音を立てながらより激しく、荒々しく打ち込まれていく。
背中に回された腕が更に力を入れて、私を固定すると、ズンズンと力強く腰を振られる。
「ひぁぁぁぁあああっ!!!」
敏感になった中が、ぎゅっぎゅっとジェイドさんのを締め付けた。
「はあっ!はあっ!ああっ、んああっ!!」
まだ上り詰めたばかりなのに、急に激しくされて、私はまた呆気なく果てる。
「んんあっ、も、もう、だめ…っ!!」
「くっ…」
耳元でそっと呻く声が聞こえる。
どくどくとお腹の奥に白濁が流れてきて、私は緩やかに、あまりの気持ちよさに意識を手放した。
とある夕ぐれ、買い出しは早めに終わったが、先日の女性たちにまた絡まれてしまった。
「あ、あの、お別れは…えっと…」
完全にびくびくしていたが、女性たちは特に何も言ってこなかった。
「…あ、いいのよ。私たちも、悪かったわね…。」
「そ、そうね…。そんなの相手できるなんて、私たちには……」
「しー!!」
そう言うと去っていった。
何がどうして?と思ったが、夕暮れの少し暗くなったお店のガラス越しに映った自分を見てすぐにわかった。
「や、やだっ!」
首には、あまりにも濃く、数多く付けられたキスマークの他に、噛み付きの痕がついていた。