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互換性パラノイア【TOA】【裏】

第62章 【番外編】変態の彼女3


「やぁぁぁぁぁぁ!!そこ、だめ、だめなのぉっ!!!」
身体を捩らせて逃げようとするのを、両手を片手で拘束して制止させた。
「どうだめなんだ?」
「あはあっ、そこ、だめ……っ!!」
ひくっと締め上げられるとまた達したようだ。
「は……気持ち良さそうにしてんのに。」
「あっ、あっ、きもち、いいっ!はぁっ…!」
ぱんぱんと打ち付ける度に小さな腰が跳ねる。
「…悪い、出すぞ…っ!」
どくどくと注がれるそれに合わせて、はあはあと吐息が溢れた。
行為に夢中になっているはずなのに、寂しそうにどこかアイツを求めている瞳は、見ていて痛々しかった。
「ったく、今だけは、アイツを忘れろよ…」
「…!!!」
声にならないほど驚いているのに、下はばっちり反応している。
「ご、ごめんなさい……」
濃い香水の匂いは、思い出さざるおえないのだろう。
恥ずかしそうに顔を反らされ、服をきゅっと引かれる。
テーブルにがたっと肘をつく体勢にさせられ、ルルのあどけない顔が近い。
相変わらず真っ白で柔らかな肌が眩しい。
そっと唇を塞がられ、またしてもおっさんになった割りには驚いてしまう。
仕返しとばかりに舌を絡めると、息も絶え絶えに、喘ぎが漏れてくる。
「も、もう一回……いいですか?」
掠れた声でそんなこと聞かれて、誰が断れるだろうか?
日が沈む少し前まで、テラスで卑猥な水音がやむことはなかった。
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