第3章 真選組篇
────────2日後の朝
あの話が本当なら…今日の昼私と蓮が殺される…
何としてでも蓮は助けなきゃ…
この事は誰にも言わない…
殺される前に…"殺さなきゃ"
そう言ったのはボスだった。私はボスに拾われてずっと一緒に居た。本当の父のように慕っていたし。
だから最後もボスの言いつけを守るの…
『ねぇー蓮。今日ねおばさんに休みもらったから遊びに行こっか。連れていきたいところあるんだ』
蓮「そうですね、お嬢に付いていきます」
そう言った私達は万事屋に来ていた。
蓮「連れていきてい場所とはここですか?」
『うん、用があるの。少し待っててね』
蓮「はい」
そう言い私は坂田さんにある依頼をした。
最初は断られたけど粘り強く言った甲斐があった。
『お待たせ蓮、あのね、今日坂田さんの所に行ってて欲しいの。』
蓮「それはまたどうして?」
『今日休み貰ったのは蓮だけだから。ここに連れてくるための口実。明日迎えに来るからね、』
蓮「…はい」
『じゃあ"ばいばい"』
蓮「いってらっしゃい。」
銀「……」