第2章 思った通り。
数日後~
「あ。」
校門をくぐると前に田中さんがいた。
どうやら私を待っているしい。
「私「田中さん、ありがとう。」」
そういって彼女を抱き締めた。
「な、なによー!」
「あなたのおかげだから。
それになんだか田中さんのこと嫌いじゃないの。
かわいく思えちゃって」
ライバル視されてるのはわかってるんだけれど
なんやかんやで背中を押されてたんだと思えたから。
「っ!!んーー!!もーー!
ひかり!」
「え?」
「名前、ひかりですー!
ちゃんと覚えてよね、…エニシちゃん」
といって最後には照れ臭そうに笑っている。
「ふふ、可愛い」
「う、うるさい。」
新しい友達ができたみたい。