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彼は私のものにはならない。
第1章 私にあるもの。
「っ!?、エニシ?な、?、」
いつかこんな日がくるとは思ってた。
わかってた。
なのに、
私は逃げるしか出来なかった。
「御子柴さん!!」
どうして?
私は逃げる必要ないわよね?
気のせいだったのね
特別だと思い込んでいたのね。
「最高にカッコ悪いわ私。」
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